私の祖母が認知症で自宅に帰ることができなくなることがあって困っていました

私の祖母が、認知症でした。その祖母は、私が高校生の時に、その症状が見られていました。しかしそのことに家族は、認知症であると思っていなかったのです。それは、忘れ物をすることが多くなり、ほかの場所にいった時、直ぐにバッグを忘れてきたり、財布を落としたりして、注意散漫になっているとおもったことがありました。
しかし、そのときは、まさか、認知症の始まりだとは、気付かなかったのです。その時に祖母が、70歳でしたので、少し年を取ったことで、物忘れが出始めたくらいに、家族のみんなが思っていたのです。
そしてその祖母は、外出をすることが好きだったので、いろいろなところに一人出でかけることが多かったのです。
するとある日、夕方になってもかえってこない事があったのです。その時、祖母がでかけたとしても、夕方までにはいつもかえってきていたので、おかしいと思って、探し回った事がありました。
そのときは、祖母がいつもいっていた地域の集会所の人に電話をして聞いてみたり、その他の祖母が行きそうなところを探していたのです。しかし、夜の19時になってもかえってくる事がなかったので、本当にどこかにいってしまったのではないかと心配をしました。
すると、祖母の友人の一人の人から、連絡があって、ある公園で座っているところを見て、連れてかえってきて預かっているので、迎えに来て欲しいという事だったのです。
そのため、直ぐにその祖母の友人宅に迎えにいくことにしました。
すると、祖母は反省をして、どこにいるのかわからなくなって困っていたと笑顔を見せたのでした。その祖母の笑顔を見たときは、本当にホッとしたことでした。いなくなると、家族としては、最悪のことを考えたりすることがあります。そのため、その祖母の顔を見たことで、安心することが出来てホッとしたのです。
しかし、その祖母の友人の人に話があると言われて、祖母がいないところで話を聞くことができました。その時、私と母親は、祖母のことを良く分かっていなかったことがわかったのです。
その祖母の友人がいうのは、祖母が時々おかしなことを言ったり、突然いなくなることがあって困っていたと言う事です。そのため、注意をしていたが、こんあことになってしまったということでした。
私と母親は、家族として全く知らなかったことだったので、本当に反省をしたことでした。
そして身近な人にそのような情報を話してもらう機会を作ることは、本当に大切であるとおもったことでした。

介護の仕事と親の認知症

父が認知症になりました。
私は施設で介護の仕事をしておりますので、普通の方に比べれば、認知症の人に対する理解はあると思っていました。
認知症の方の行動には、全て意味があります。私たちから見れば不可解なことであっても、その方には何かしら理由があります。その為、言動を否定することはせず、世界観に一緒に付き合うということが認知症を遅らせる方法の1つとされています。

 

父が認知症になった時、私には以上のような認知症の方の介護の経験があるから、施設のご入居者と同じように、優しく穏やかな気持ちで接することが出来ると思っていたのです。しかし、それはとんでもない勘違いでした。認知症になる前は、毎日ありあまる時間を自分の好きな写真や俳句に打ち込み、活き活きとした父でした。老後がこんなふうであればさぞ幸せだろうなと思えるほど毎日を楽しそうに過ごす人でした。

 

しかし、母が体調不良で何週間か入院したことをきっかけにして、父は日に日に衰弱していき、物忘れが酷くなっていきました。自由に楽しそうに生活していた父が、だんだんと写真にも俳句にも興味を示さず、ただ黙ってぼうっと虚ろな目で一点を見つめています。時折会話に加わってくれば、不安そうに、今後この家は誰が継ぐのか、俺が死んだあとは誰が妻の面倒を見るのか心配でたまらないという言葉を繰り返します。娘の名前も、孫の名前も何回聞いても覚えられません。紙に書きながら確認するのですが、繰り返し確認しても理解できない様子です。

 

元気で活き活きしていた時の父を知っているからこそ、余計に今まで一緒に生きてきた父が、知っている父でなくなっていくというのが耐えられない気持ちになりました。それと同時に、忘れていく父本人も、大事なことが頭からすり抜けていくような感覚があるようで、不安な気持ちを日々募らせています。それを見ることもとても辛いものでした。
そのような状況も相まって、思わずどうしてそんなことを言うの、私はあなたの娘でしょ、など、思わず強い口調で否定してしまうようなことも多々あります。また、世界観に付き合っていてもますます混乱させて、症状が酷くなっていくというようなことも見受けられます。

 

私の父の様子を見ていて感じましたが、世界観に付き合うというよりは不安な気持ちにさせないということが大事なように思います。嘘を吐くというと語弊があるかもしれませんが、嘘でも良いのでその方が望む答えを返すと楽な気持ちになるようで、普通に日常生活を送ることが出来るようです。
自分の親が認知症になるというのは頭で納得できない部分もありますが、穏やかな気持ちでこれ以上認知症を進行させず生活を送ってもらえるよう、出来る限り思いやりのある言葉で接していきたいと思っています。

 

それが難しい場合には、施設へ預けるということも決して悪い決断ではないと考えています。

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